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想い出の樹木:ツバキ編

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時々不意に襲われてダウンする、厄介な偏頭痛。
その歴史を振り返るとき、いつも椿との想い出にたどり着きます。
それは、私が樹木に初めて語りかけた記憶とつながっています。

ただ…それがいつだったのか、正確に思い出すことができません。
私の中では「中学2年の頃に木登りをしたとき」だと記憶しているのですが、よくよく考えてみると(中2にもなって、庭木に登るか!?)という疑問が湧いてきて(^_^;
庭で、木登りをして遊んでいた…という記憶に基づくならば、おそらく小学校高学年くらいの出来事なのかと思われます。

庭に植えられた椿は、当時の私にとって格好の遊び場でした。
とはいえ、それほど大きな木ではありませんから、登るといってもせいぜい2メートルくらいの高さまでが限度。
登るたびに細い枝がしなるので、父親からはよく「木に登るな」とたしなめられていました。

ある日、いつものように木登りをするなどして庭でひと遊びした後に、頭痛を覚えたのです。
ズキンズキンと脈打つような痛みをこめかみに感じながら、私の脳裏には孫悟空が頭につけている輪っか(緊箍児:きんこじ)のイメージが思い浮かびました。

これは…きっと、椿が木登りをする私に腹を立てて、頭を締めつけているに違いない。
子ども心にそう思った私は、頭痛で床に伏せながら必死に祈りました。

「椿さん、痛めつけてごめんなさい。もう絶対に木登りをしませんから、許してください」

その願いが通じたのかどうかはわかりません。
翌日、頭痛が治っていることがわかった私は、それ以来、椿の木に登らなくなりました。
(その代わり、庭石や石塀によじ登ることを覚えました。残念ながら、おてんばな性格は直らなかったようです…笑)

「椿に怒られた」と思い込んだ子どもの私。
自分の頭には、孫悟空のように目に見えない緊箍児がついていて、悪い行いをするとお仕置きとして頭が締めつけられるのだ…と結論づけたのです。
それだからこそ、今でも偏頭痛に見舞われると、見えない存在に向かって「ごめんなさい、許してください」と謝り続けていたりします(^_^;

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by planet_plant | 2016-11-08 17:08 | free myself | Trackback | Comments(0)
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