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by joker
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魂の分離、そして統合への道:前編
あっという間に季節が過ぎていきますね。
2013年を総括するにはまだ早いかもしれませんが、今年は内面をより深く掘り下げる時期であると感じています。
自分の居場所を移した昨年が“器”というハード面での転機の年。
そして今年が“中身”であるソフト面での転換を余儀なくされている、そんな感じでしょうか。
内面を掘り下げる先にあるのは、魂が向かう道であり、光なのです。
ゴールデンウィークのときに、何かに促されるかのようにして作ったハーツイーズとカタバミのフラワーエッセンスを、5月から6月にかけて飲み続けていました。
劇的な変化を感じることはなかったけれど、今思えばこのエッセンスによって、頑に閉ざしていた心がゆっくりとゆるんでいった(Heart's ease)のかもしれません。
なぜならば、夏至のタイミングで取り組むことになったエッセンスが「アグリモニー」だったからです。
アグリモニー(Agrimony)
学名:Agrimonia eupatoria L.
和名:セイヨウキンミズヒキ
バラ科キンミズヒキ属
平和を愛し、陽気で楽しく、ユーモアのある人、言い争いや不和に気がめいってしまうので、それを避けるためなら多くをあきらめようとする人に。
いつも悩みを抱え、心配で落ち着かず、精神的あるいは肉体的に苦しんでいるのですが、冗談を言っては悩みをユーモアの影に隠しています。そのため、周囲の人には、とてもつき合いやすい友人だと思われています。自分を奮い立たせ、明るく元気に苦痛に耐えていけるよう、アルコールや薬物を過剰に取ることがよくあります。
エドワード・バッチ著「12ヒーラーズとその他のレメディー」(BABジャパン『エドワード・バッチ著作集』より)
アグリモニーは、内面に苦痛を押し隠し、その痛みに触れたくないがゆえに見て見ぬ振りをしてしまう人や状態に対するエッセンスです。一見そうは見えないのですが、より深い魂のレベルでは何かに悩まされているのです。
これは、礼儀を重んじる家庭で厳しくしつけられたために、自分の傷つきやすさや痛みを見せられない状態として起こりやすいようです。また、スピリチュアルへの関心も、不愉快な感情を無視したり抑圧しながら至福を得ようとするという、誤った方向性になりやすいのだとか。
真の安らかさを得るためには、痛み自体を正直に認めること。その上で変容させていくのが、アグリモニーのレッスンなのです。
私は、バッチ博士が1932年に著した『汝自身を解放せよ』の記述が好きなので、ここに書かれたアグリモニーの文章をご紹介しますね。
あなたはひどい苦しみを抱えていますか。心が落ち着かず、平和が失われているのに、世の中に勇敢に立ち向かっていますか。苦しみを誰にも打ち明けずにいますか。自分は苦しんでいても、周りの人たちが明るい気持ちでいられるようふざけて笑っていますか。ワインや薬物を取ることで悲しみを和らげ、試練に向き合おうとしていませんか。生きるには、何らかの刺激が必要だと感じていますか。
そうであれば、美しいアグリモニーという植物が、「人知を超える理解」と言える平和な心をもたらしてくれます。アグリモニーは、小道の脇や草地に育ち、教会の尖塔に似た穂と、教会の鐘のような形の種を持っています。この植物は、たとえどんな試練や困難な状況にあっても、誰もあなたを苛立たせられなくなるまで平和な心を保てるよう、あなたに力を与えてくれます。
エドワード・バッチ著「汝自身を解放せよ」(BABジャパン『エドワード・バッチ著作集』より)
これまでは、アグリモニーのエッセンスに関する記述や、「アグリモニー・タイプっぽい」と言われる人と接したりして、何となくアグリモニーを理解したつもりになっていました。
でも、この夏至のタイミングでアグリモニーを飲むことになったとき、上記の記述を読み返して胸がひりひりするような痛みを覚えたのです。
ああ、アグリモニーの抱える内的心痛というのは、これほどまでに苦しく辛いものなのか…と、ようやく実感できたのですね。
そして、そんなふうに感じられるようになったのは、虐待というキーワードをきっかけに吹き出してきた内面の問題に翻弄されていたからなのです。
その頃の私は、何かがおかしい…と違和感を覚えつつも、それを制御できずに暴走して自爆する、コントロール不能の状況が起きていました。
両極端な言動を繰り返して、調和や中庸といった立場にまったく収まらないのです。
私の中に別人格がいる。友人からその事実を目の前に突きつけられたとき、はっきりと「これは自分一人で解決できる問題ではない」のを思い知らされました。
そうして、専門家のサポートを受ける決断をしたのです。
「異質なものが、肝心な時そして重大な時にあなたの精神を越えて支配するように表れるのです。
そしてそれがあまりに違和感が強いため、あなたは部分的に記憶喪失に近いような状態になってしまう。そうして自分の言動や行動選択を『何かによって起こしてしまった』と言い訳をするかのように逃げてしまう傾向があるので、いつも悲しみや後悔が襲うのですね。
重要なのは分離していった、分離していると信じてしまっている存在感覚を、あなたが呑み込んで無効にしていくことなのです。分離幻想を解くことができれば、問題は必ず解決方向に向かい、すべてが融和して順調に流れていきますよ」
専門家の説明は、これまでの自分の反応を思い返してみても、とても納得できるものでした。
なぜ自分の中で分離が起きてしまったのか。それは、強烈なショックを伴う出来事に直面して、自分の感情を封印してしまったことに起因しているようです。
感情を殺さずには保てない精神状況の中で、人格解離が起きていたのですね。
しかし、説明はそれだけではなかったのです。スピリチュアルな世界への造詣も深い専門家が示してくれたのは、魂レベルでの私の今世の目的でした。
その内容を読んだときに、私の中で一気に何かが崩れ落ちていったのです。そして深いところからわき上がってくる涙を抑えることができませんでした。
2013年を総括するにはまだ早いかもしれませんが、今年は内面をより深く掘り下げる時期であると感じています。
自分の居場所を移した昨年が“器”というハード面での転機の年。
そして今年が“中身”であるソフト面での転換を余儀なくされている、そんな感じでしょうか。
内面を掘り下げる先にあるのは、魂が向かう道であり、光なのです。
ゴールデンウィークのときに、何かに促されるかのようにして作ったハーツイーズとカタバミのフラワーエッセンスを、5月から6月にかけて飲み続けていました。
劇的な変化を感じることはなかったけれど、今思えばこのエッセンスによって、頑に閉ざしていた心がゆっくりとゆるんでいった(Heart's ease)のかもしれません。
なぜならば、夏至のタイミングで取り組むことになったエッセンスが「アグリモニー」だったからです。
アグリモニー(Agrimony)
学名:Agrimonia eupatoria L.
和名:セイヨウキンミズヒキ
バラ科キンミズヒキ属
平和を愛し、陽気で楽しく、ユーモアのある人、言い争いや不和に気がめいってしまうので、それを避けるためなら多くをあきらめようとする人に。
いつも悩みを抱え、心配で落ち着かず、精神的あるいは肉体的に苦しんでいるのですが、冗談を言っては悩みをユーモアの影に隠しています。そのため、周囲の人には、とてもつき合いやすい友人だと思われています。自分を奮い立たせ、明るく元気に苦痛に耐えていけるよう、アルコールや薬物を過剰に取ることがよくあります。
エドワード・バッチ著「12ヒーラーズとその他のレメディー」(BABジャパン『エドワード・バッチ著作集』より)
アグリモニーは、内面に苦痛を押し隠し、その痛みに触れたくないがゆえに見て見ぬ振りをしてしまう人や状態に対するエッセンスです。一見そうは見えないのですが、より深い魂のレベルでは何かに悩まされているのです。
これは、礼儀を重んじる家庭で厳しくしつけられたために、自分の傷つきやすさや痛みを見せられない状態として起こりやすいようです。また、スピリチュアルへの関心も、不愉快な感情を無視したり抑圧しながら至福を得ようとするという、誤った方向性になりやすいのだとか。
真の安らかさを得るためには、痛み自体を正直に認めること。その上で変容させていくのが、アグリモニーのレッスンなのです。
私は、バッチ博士が1932年に著した『汝自身を解放せよ』の記述が好きなので、ここに書かれたアグリモニーの文章をご紹介しますね。
あなたはひどい苦しみを抱えていますか。心が落ち着かず、平和が失われているのに、世の中に勇敢に立ち向かっていますか。苦しみを誰にも打ち明けずにいますか。自分は苦しんでいても、周りの人たちが明るい気持ちでいられるようふざけて笑っていますか。ワインや薬物を取ることで悲しみを和らげ、試練に向き合おうとしていませんか。生きるには、何らかの刺激が必要だと感じていますか。
そうであれば、美しいアグリモニーという植物が、「人知を超える理解」と言える平和な心をもたらしてくれます。アグリモニーは、小道の脇や草地に育ち、教会の尖塔に似た穂と、教会の鐘のような形の種を持っています。この植物は、たとえどんな試練や困難な状況にあっても、誰もあなたを苛立たせられなくなるまで平和な心を保てるよう、あなたに力を与えてくれます。
エドワード・バッチ著「汝自身を解放せよ」(BABジャパン『エドワード・バッチ著作集』より)
これまでは、アグリモニーのエッセンスに関する記述や、「アグリモニー・タイプっぽい」と言われる人と接したりして、何となくアグリモニーを理解したつもりになっていました。
でも、この夏至のタイミングでアグリモニーを飲むことになったとき、上記の記述を読み返して胸がひりひりするような痛みを覚えたのです。
ああ、アグリモニーの抱える内的心痛というのは、これほどまでに苦しく辛いものなのか…と、ようやく実感できたのですね。
そして、そんなふうに感じられるようになったのは、虐待というキーワードをきっかけに吹き出してきた内面の問題に翻弄されていたからなのです。
その頃の私は、何かがおかしい…と違和感を覚えつつも、それを制御できずに暴走して自爆する、コントロール不能の状況が起きていました。
両極端な言動を繰り返して、調和や中庸といった立場にまったく収まらないのです。
私の中に別人格がいる。友人からその事実を目の前に突きつけられたとき、はっきりと「これは自分一人で解決できる問題ではない」のを思い知らされました。
そうして、専門家のサポートを受ける決断をしたのです。
「異質なものが、肝心な時そして重大な時にあなたの精神を越えて支配するように表れるのです。
そしてそれがあまりに違和感が強いため、あなたは部分的に記憶喪失に近いような状態になってしまう。そうして自分の言動や行動選択を『何かによって起こしてしまった』と言い訳をするかのように逃げてしまう傾向があるので、いつも悲しみや後悔が襲うのですね。
重要なのは分離していった、分離していると信じてしまっている存在感覚を、あなたが呑み込んで無効にしていくことなのです。分離幻想を解くことができれば、問題は必ず解決方向に向かい、すべてが融和して順調に流れていきますよ」
専門家の説明は、これまでの自分の反応を思い返してみても、とても納得できるものでした。
なぜ自分の中で分離が起きてしまったのか。それは、強烈なショックを伴う出来事に直面して、自分の感情を封印してしまったことに起因しているようです。
感情を殺さずには保てない精神状況の中で、人格解離が起きていたのですね。
しかし、説明はそれだけではなかったのです。スピリチュアルな世界への造詣も深い専門家が示してくれたのは、魂レベルでの私の今世の目的でした。
その内容を読んだときに、私の中で一気に何かが崩れ落ちていったのです。そして深いところからわき上がってくる涙を抑えることができませんでした。
by planet_plant
| 2013-08-27 10:22
| free myself
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