フラワーエッセンスの研究室


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チベット砂曼荼羅の世界〜その7(ちょっと余談)

砂曼荼羅の制作が終わって、いつものように写真を撮影したら、声明が始まる前にそそくさと退散。
…ごめんなさい。今日はその後に予定が控えているのです。

それは、目白の古民家で行なわれた「風をひらく 2nd. Circle」。
北山耕平さんの翻訳本『ジャンピング・マウス』の出版記念として、この物語の初ストーリーテリングの会が催されたのです。

これが衝撃的なくらいによかった! 感動した!!

その余韻というか、物語自体がまだ身体の中で共鳴をし続けているので、今日は砂曼荼羅について書き綴るだけの余地がありません(書きたい内容はあるのだけれど…苦笑)。
ですので、今日は写真のみ…ということで、お許しください(^_^;
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# by planet_plant | 2005-07-08 23:43 | report | Trackback | Comments(0)

チベット砂曼荼羅の世界〜その6

いつものように会場へと入ると…人、人、人! 今までで最高の入場者です。
今日の講演が映画監督の龍村仁さんであることを知って、納得。みんな、龍村監督の講演を聴きたくて、今日を狙ったんだなぁ。
砂曼荼羅の制作終了後に行なう声明のときも、座席が足りなくなってしまって、会場は立ち見の人で大混雑。入り口まで人であふれかえっていました。

さて。方位と色と煩悩などとの対応をご紹介してきたが、今日はそれに加えて仏さまのことをひとつ。

この砂曼荼羅の中心にある蓮華は、以前、観音菩薩の象徴であると書きました。蓮華を囲む花びらは観音菩薩の手を意味し、持ち物が一緒に描かれている…と。
それをもう少し深く追求していくと、ここには5人の仏さまが描かれているのだとか(その5人の仏さまのことを総称して「五智如来」と言います)。
今回の砂曼荼羅では、五智如来が次のように配されています。

要素 方位 色  煩悩  象徴  五智如来
空  東  青  怒り  金剛  阿閃(あしゅく)如来
地  南  黄  慢心  宝   宝生如来
水  西  白  無知  法輪  大日如来
風  北  緑  嫉妬  剣   不空成就如来
火  中央 赤  執着  蓮華  観音菩薩(阿弥陀如来)

e0190756_18364944.jpg観音菩薩の砂曼荼羅だから、中央はもちろん観音菩薩。
しかし、それは表の仏さまであって、裏には阿弥陀如来が隠れています。
(蓮華の象徴は、実は阿弥陀如来であり、赤は阿弥陀如来に対応する色なのだとか)

しかし、煩悩では執着を表すこの赤、同時に、観音菩薩の慈悲をも表しているそうです。

「執着と慈悲は、実は同じ感情なのです」と、解説の方が説明してくださいました。
チベット仏教の僧侶の衣は、赤(えんじ色)。これは、慈悲を象徴すると同時に、救済のため、あえて衆生に執着することを意味しているのだとか。

執着と慈悲の感情、フラワーエッセンスで当てはめれば「Holly」だな…と、そのときふと思いました。

そして、東西南北に仏さまの象徴が描かれている8枚の蓮華の花びらは、愛と調和をつかさどる、人間の第4チャクラ(胸=ハートのチャクラ)につながっているのだそうです(第4チャクラは8枚の花弁を持つ花に表される)。

以上のことからもおわかりのように、愛と平和の祈りであることを示すさまざまなメッセージが、いたるところにちりばめられているのです。

砂曼荼羅の世界、知れば知るほど、本当に奥が深いです。
というわけで、本日の曼荼羅はこちら。
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# by planet_plant | 2005-07-07 22:29 | report | Trackback | Comments(0)

チベット砂曼荼羅の世界〜その5

砂曼荼羅の制作が始まって5日目。そして、今日を含めて、あと残り5日。
つまり、今日が中日になります。

今回の砂曼荼羅、忘れちゃいけないのは、ダライ・ラマ法王の古希を祝って行なわれている、ということ。実は、今日がそのお誕生日に当たるのです。

e0190756_18294129.jpgダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォは、1935年7月6日、チベット北東部のタクツェルで自作農を営む一家に生まれました。
ラモ・ドンドゥップと命名された後、2歳のときに先代のダライ・ラマ法王13世トゥプテン・ギャツォの転生者であるとの認定を受けて、14世となったのです。
そして、今日で生誕70年。16歳で精神的・国家的指導者となったダライ・ラマ法王も、ついに70歳を迎えました。その半生は、激動の時代を象徴するものだったと言えるでしょう。

会場にはもちろんのこと、ダライ・ラマ法王の写真が飾られています。
写真の上に掛かっているのは「タンカ」と呼ばれる軸装仏画。チベットを追われて亡命する際、これらのタンカも一緒にインドへと運ばれました。
チベットに残された仏教美術品がことごとく破壊されてしまったことを考えると、このタンカは貴重であり、チベット侵攻の悲劇を物語る品と言えるかもしれません。
ちなみに、ダライ・ラマ法王の上に掛かっているタンカは、十一面千手千眼観音。この観音様の化身がダライ・ラマ法王であり、今回の砂曼荼羅のモデルなのです。

本日の砂曼荼羅は、こちら。細部に一段と装飾が施されました。
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# by planet_plant | 2005-07-06 22:21 | report | Trackback | Comments(0)

チベット砂曼荼羅の世界〜その4

e0190756_1822427.jpgこうして毎日砂曼荼羅を見に通うことが、自分にとっての修行のように思えてきました…。

今日で4日目。
上映している映像には見向きもせず、真っ先に砂曼荼羅の会場へと入ります。

毎日少しずつ複雑な装飾が入り、日を追うごとに世界が広がる砂曼荼羅。初日の頃から比べると、発するパワーが格段に違います。
今までは、見飽きてしまうことも正直ながらあったのですが、今日の砂曼荼羅はどんなに見ても飽きないのです。
本当に細かなところまで描かれている様子が、この写真で伝わりますでしょうか…。

砂曼荼羅には、自然界の5つの元素も表されています。5元素は、火・地・風・水・空のこと。
西洋占星術なら4元素(火・地・風・水)がおなじみですが、それに加えて第5番目の元素(fifth element)を光(エーテル)とする考え方が、スピリチュアルな世界の中にはあるのです。
実は、フラワーエッセンスも自然界の4つの元素に5番目の元素が働いて作られる…と考えられています。
そうそう、東洋史観には五行説(木・火・土・金・水)がありますね。たぶん、砂曼荼羅の5つの元素も、これらの考え方と共通するものなのでしょう。

方位と色との対応とともに、5元素を見ていくと…
東=青=空
南=黄=地
西=白=水
北=緑=風 なのだそうです。あれ、では赤は?

赤は中央の色。つまり中央=赤=火になり、この砂曼荼羅では中央の蓮の花(観音菩薩の象徴)の下が赤になっているのだとか。

5つの色には、煩悩が表されていたり、自然界の元素を象徴していたり…と、さまざまな意味があるみたいです。

そんなわけで、本日の仕上がりはこちら。
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# by planet_plant | 2005-07-05 22:27 | report | Trackback | Comments(0)

チベット砂曼荼羅の世界〜その3

制作会場に入ると、一瞬「ここは田舎?」と思うような音がします。
それは、夏の水田に一斉に響き渡る、カエルの鳴き声に似て。

音の正体は、砂が入った細い金属の筒・チャクプ。
生クリームを絞り器に入れて細かな装飾をするのと同じ要領で、チャクプの穴が大きく開いているほうから砂を入れ、穴が細く狭くなっているほうから砂を出して使うのです。
チャクプにはひだがついていて、もうひとつのチャクプか金属の棒でひだをこすって振動を与え、砂を落として曼荼羅を描いていきます。そのすり合わせる音が、何となくカエルの鳴き声に聞こえるのです。でも…そう聞こえるのは、私だけ?

e0190756_18152221.jpg今日は制作風景も撮ってきました。
曼荼羅の制作は、とても細かな作業です。制作している方の迷惑にならないよう、慎重にシャッターを切ったのだけれど、手ブレでボケてしまったり、制作してないところを撮ってしまったり、突然お客さまの肩が入ってしまったり…と、何度も何度も撮り直す結果になりました(>_<)

さて。本日は砂のお話を。
写真の手前にあるガラスの器に入っているのが、曼荼羅を描くための砂。これは、石英質の石をすりつぶしたパウダー状のものが使われます。自然の光が当たると反射してキラキラ光り、とてもきれい。
伝統的な砂曼荼羅は、ルビーなどの宝石をすりつぶして作られていたそうなのですが、現在は白い砂にアクリル系の絵の具で着色して色砂を作っているとのこと。

この色砂、使われるのは5色のみ。逆に言えば、5色によって、砂曼荼羅のさまざまな色彩が生まれているのです。
そして、5色にはそれぞれ与えられた意味があります。
白=無知 黄=慢心 青=怒り 赤=執着 緑=嫉妬
これらの色は、人間の煩悩を表しているのだとか。
この煩悩の色を使って曼荼羅を描き、最後に崩して砂に戻すことで、人々を苦しめる煩悩を解き放つ…ということなのです。

そして、本日の曼荼羅はこんな感じ。
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昨日描かれた壁に、まるまる1日かけて細かな装飾がほどこされました。
本当に、見れば見るほど細かな作業であることがわかりますよね。朝の10時から夕方6時すぎまで、この作業に没頭する僧侶たちの集中力に、脱帽です。
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# by planet_plant | 2005-07-04 22:29 | report | Trackback | Comments(0)

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