フラワーエッセンスの研究室


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3年目の太陽法(DEMO No.3)

今年の遠足実習も、無事に終了。
最初こそ台風に翻弄されましたが、最終日には太陽法でエッセンス作成を体験することができました。

実際には、前夜の天気予報でも晴れるかどうか五分五分でした。
ただ、既に環境エッセンスができ上がっていたことから、私自身、煮沸法はまったく考えていなかったのです。
たとえ雲がかかってエッセンス作成が失敗したとしても、先に作っておいたエッセンスをお土産にすればよいだけのこと。
一か八かの勝負に出たって構わない…その強気が、結果的に晴れを呼び込んだように思います。

また、参加者とシェアリングを深めていくなかで、今回のテーマは「自分との信頼関係を取り戻す」であることがわかってきました。
テーマからしてみても、強力な変容を促す火の力を必要とするものではありません。
太陽から降り注がれる優しい光の中で、見失っていた自分自身の特質に気づいていくような内容だと感じたからこそ、今回は特に太陽法にこだわりたかったのです。

そうして生まれたのが、このエッセンスです。
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今回のエッセンス植物はこちら
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by planet_plant | 2017-08-12 15:38 | field work | Trackback | Comments(0)

本日、特別な日につき。〈後編〉

ふと未明に目覚め、気になって時計を見ると、ジャスト満月(月食)。
雨も風もなく、静かな夜でした。
満月に起こされるあたり、なんか意味がありそう…。
そう思いながら再び寝入り、朝を迎えたのです。
そうしたら、台風は予想進路を外れて日本海に抜けたようで165.png

本当だったら、台風の目の中に入った状態でエッセンスを作りたかったなぁ…ちょっと残念(暴風雨をしのぐ手段ばかり考えてましたから106.png)。
でも、明け方から台風の影響とわかる雨176.pngが降り出しました。

雨の中でのエッセンス作成。。。
湧き水でボウルを満たしても、いつの間にか雨水に入れ替わってしまうんじゃあ?と思いながら、前日下見をした場所へと向かいます。
そこは、当初予定していた場所ではありませんでした。

「ある花のエッセンスを作ろうと思って出かけたのに、別の花のエッセンスを作って帰ってきた」という体験を、英国ヒーリングハーブ社のフラワーエッセンス・プロデューサー、ジュリアン・バーナード氏から伺ったことがあります。
そのとき、その瞬間に必要最善のものが生まれる。
エッセンスを作るということは、自然界とセッションするようなものなのです。

e0190756_21462170.jpg私が今回セッションをさせていただく場所に選んだのは、1本の“森の貴婦人”(シラカバ)の足元でした。
根元にできていた浅い洞に、湧き水で満たしたガラスボウルを置きます。
ガラスの縁までなみなみと湧き水を注ぎ、そして待つこと数時間。
エッセンスができ上がるまでは、何もすることがありません。
木蔭で雨をしのぎながら、流れていく雲をぼんやりと眺めていたり、他に人が近づく気配がないのを確認してから、その場を離れて周辺を散策したり。
すると…ツリフネソウにキンミズヒキにクレマチス、アカマツと、立て続けにフラワーエッセンス植物と遭遇したのです。
これは、エッセンス作成が上手くいっていることを告げるメッセージかも…そんなふうに思えてきました。

正午近く、そろそろでき上がる頃。
明らかにガラスボウルの印象が変わったことに気づきました。
ジュリアンは「ウインクをする」と表現していましたが、私が観察した環境エッセンスのそれは「虹の輝きが浮かぶ」という印象です。

ただ…なにせ、初めての経験。
これがエッセンス完成を知らせるサインなのか? 確信がつきません。
それなので、角度を変えて繰り返し何度もボウルを観察し続けました。

決定的なサインとなったのは、ガラスボウルの中に虫が飛び込んだこと。
すでに雨は上がり、時おり太陽の光が地上に届くようになっていたものの、それまでに降った雨はガラスボウルの湧き水を跳ね上げていて、水は3分の2ほどになっていました。
飛び込んだ虫は、縁まで高さがあるため、自力では逃げ出せずにもがいています。
(ああ、これがダメ押しか〜)と、ようやく理解した私は、植物の茎で助け舟を出して虫を救出。
そうして、でき上がったエッセンスを撮影したのがこちらです。


planet*plant作・環境エッセンス第1号
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by planet_plant | 2017-08-09 08:34 | field work | Trackback | Comments(0)

本日、特別な日につき。〈前編〉

長野・飯綱高原に来ています。
講座「フラワーエッセンスを生きる」の修了者を対象にした遠足実習も今年で3年目。
2泊3日で戸隠神社参拝と自然散策、最終日にフラワーエッセンス作成体験というスタイルが定着してきました。
そこで…3年目の今年からは、いよいよ本格的に太陽法でエッセンスを作ることをしていきたい、と思うようになったのです。
これまでは天候に恵まれず、ずっと煮沸法でエッセンスを作っていたもので…105.png

前もって日程を決めますから、当日のお天気は正直なところ、神頼み。
それなので、私だけ宿泊を1日増やして、少しでもお天気に恵まれる可能性を高くしよう、と考えました。
カレンダーとにらめっこして選んだのが、今年の日程(8月8日〜10日の2泊3日)。
そのうえで、私は前乗りして7日から定宿・水輪に入ることに。

なぜ前乗りしたか?
それは、8日にエッセンスを作りたいと思ったからなのです。
8月8日は、地球が銀河の中心と一直線となる「ライオンゲート」と呼ばれる日(正確には、期間)。
おまけに今年は、月食を伴う満月です。
食は、占星術で言うところの「ドラゴン(ヘッド&テイル)」のポイントに当たります。
この感受点には「今世のテーマ」や「過去生からのギフト」といった意味があるのですね。

地球と月、太陽、そして銀河の中心が一直線になるスペシャルな日に、太陽法でフラワーエッセンスが作れたら最高162.png
そう考えて、この日程を組んだというわけ。

ところが…ご承知のように、7月21日に発生した台風5号(NORU)が、太平洋上で迷走を続けたあげくに、よりによって8日午前中に長野の頭上を通過する進路予想ではあ〜りませんか149.png
太陽法でフラワーエッセンスを作る、という夢は、あえなく断念です。

でも。。。ひょっとして、、、!? 別の考えが頭をよぎりました。
天は、8日というスペシャルな日に、私に太陽法でフラワーエッセンスを作る条件を与えてくださらなかった。
それは…もしかしたら、台風という自然現象で「環境エッセンスを作れ」ってことなのかなぁ?

もちろんですが、環境エッセンスなど作ったことがありません。
湧き水で満たしたガラスボウルを大地に置いても、エッセンスができ上がったとわかるサインが得られるかどうか。。。
フラワーエッセンスを作るとき以上に、雲をつかむ印象です。

でもまあ、これもひとつ実験。
何のためにエッセンスを作るか? 自分自身のため。
それなら失敗してもよい経験になるし、完璧なエッセンスができ上がらなくてもよい。
そもそもエッセンスを作るということは、自然界が行う作業を、人間があくまでも見守るだけのこと。
そう考え直し、成り行きに任せよう!と思ったのですね。

そして8日を迎えます。【後編へ続く】


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by planet_plant | 2017-08-08 12:44 | field work | Trackback | Comments(0)

精霊の息づく街角

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徒歩3分の距離に、心のセンサーが反応する空間があります。

初めてこの場所を通りかかったとき、ハッとしました。
その「ハッとする」感覚には、覚えがあります。
大自然や遺跡などパワースポットを訪れたときに感じた印象と同じだったのです。

ここには精霊がいる。そう直感しました。

残念ながら、ここは私有地のため踏み入ることができません。
面する通りも車が通れない細道で、人通りがほとんどない路地裏です。
滅多に人が立ち入らない空間だからこそ、このような環境が保てているのでしょう。

生活圏内に、こんなふうに精霊の気配が漂う空間があるのだとしたら、特別な場所として心に留めておきたいものです。
そうすれば、自然が恋しくなったとき、すぐ訪ねられる息抜きのスポットになってくれるのですね。

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by planet_plant | 2017-06-28 10:20 | field work | Trackback | Comments(0)

DEMO No.2

今年の遠足実習ででき上がったエッセンスも昨年同様、煮沸法によるもの。
昨年は太陽法で作るか、煮沸法で作るか、ギリギリまで悩みました。
でも今年は…雨音で目覚めた時点で、すでに太陽法の選択肢は消滅(;_;)
花のコンディションを考えると、煮沸法でできるか? はたまた今年は悪天候時のワイルドカード・環境エッセンスを作るか!?という、新たな選択肢で悩まされたのです。

早朝の雨は、8時すぎには曇り空に変わったため、かろうじて煮沸法のエッセンスが作れる!と判断。
そうして、今回はこのエッセンスが誕生しました。
昨年と絵づらが変わりませんけれど。。。(大汗)
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昨年ほどではありませんが(^_^; このエッセンスができるまでにも、ちょっとしたドラマがありました。

エッセンス作りは、前日から始まっている
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by planet_plant | 2016-09-13 13:40 | field work | Trackback | Comments(0)

境界をまたぐ森

8月25〜27日の2泊3日で、長野へ。
「フラワーエッセンスを生きる」講座修了者を対象とした、planet*plantの遠足実習を行いました。
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昨年同様、戸隠奥社へのお参りを済ませた後に、隣接する戸隠森林植物園へ移動。
昨年は参道に渋滞が起こるほどの人込みでしたが、今年はいつもの静かな戸隠奥社らしい人の流れでした。
それでも、1本道を外れて植物園のエリアに足を踏み入れただけで、まったく人の気配がなくなります。

e0190756_1525039.jpgそして、至るところに「クマ出没注意」の看板(^_^;
戸隠奥社一帯は、野生動物の住処でもあるのです。

今から10年くらい前、戸隠の森の中でヒヤリとしたことがあります。
あいにくの大雨で森の中は薄暗く、遊歩道には人影ひとつ見当たらない。そんな道を一人で黙々と歩いていたときに、動物の足跡を見つけたのですよね(たぶん、熊ではなかったと思うけれど…)。
ニアミスで遭遇せずに済んだわけですが、野生の世界に足を踏み入れているというヒリヒリした実感を、そのときに体験しました。

近年、全国的に熊の被害が相次いでいます。
確か…テレビだったと思うのですが、熊の被害が相次ぐ理由に「里山の過疎化が進み、人間世界と野生世界との境界が曖昧になっている」ことを挙げていました。
また、狩猟を禁じてからというもの、人間に恐れを抱かない熊が増えてきたことも原因のようです。
秋田で起きた事故のように、熊が人間を獲物だと認識してしまうと、今後さらに被害は増えるかもしれません。

人間と野生動物の共存のあり方について、再検討しなけれればならない時期を迎えているのかもしれませんね。

人間と動物の世界の狭間で
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by planet_plant | 2016-09-07 10:11 | field work | Trackback | Comments(0)

変容への促し(DEMO No.1)

7月18日から20日で「フラワーエッセンスを生きる」講座修了者を対象にした、2泊3日の遠足実習を行いました。

この講座を立ち上げたときから、修了者を対象にして自然の中に出かける機会を設けたい…と、漠然と考えていました。
年に数回、季節ごとに植物園を訪ねる会を企画しようかしら…。
そんなふうに考えていたのですが、あるときにイメージが明確に湧き上がったのです。

そうだ、フラワーエッセンスができ上がるプロセスを、みんなで一緒に体験しよう!

そのためにふさわしい場所を考えたときに思いついたのが、長野・飯綱高原にある「水輪」。
6月に下見と打ち合わせを兼ねて現地を訪ね、入念に準備を済ませて、いよいよ当日を迎えました。

そうして誕生したのが、このエッセンスです。
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私の荷物リストには、太陽法で作るためのガラスボウルだけでなく、ホウロウ鍋も加えていました。
天候次第では太陽法でエッセンスが作れない可能性を考慮して、煮沸法を選択できるようにしたのです。
結果として、初めての遠足実習となる今回は、煮沸法になりました。

でも、煮沸法でエッセンスを作るに至ったのには、天候がその理由ではありません。
今回の作り手となった私たちの現状を考慮すると、太陽法よりも煮沸法だという結論に至ったのです。

火の力で古いパターンを破壊する
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by planet_plant | 2015-08-02 08:38 | field work | Trackback | Comments(0)

スミレの一喝

ちょっと時間が空いてしまいました。先日のblogの続きになります。

自然の中を散策した2日間は、植物からたくさんのメッセージを受け取りました。
その中で、とても印象深かったこと。

スーザンさんのワークショップでは、植物と繋がりスピリットと交流する機会をもちます。
自然の中で植物に触れながら交流をするだけでなく、その植物との繋がりを保ちながら、誘導瞑想の中で植物のスピリットと出逢うというワークを行うのです。

e0190756_10172099.jpg私は、交流するパートナーの植物に、広場の一画にひっそりと咲いていたスミレを選びました。
花をじっくり観察していると、見つめられて恥ずかしそうにしている雰囲気が感じられます。
写真でもわかるように、ほかの植物の草丈よりもちょっと低い位置で、うなだれるようにして慎ましやかにひっそりと咲いているのですね。
「私を見つけてくれてありがとう」「私はこの場所を選んで、ここにいるのです」と、控えめながらも気高さを感じさせるようなメッセージが伝わってきました。

ところが、です。
室内に戻って誘導瞑想に身を預け、霊的な世界の中で再会したときのスミレは、とても意外な一面を私に示しました。

スミレが教えてくれたこと
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by planet_plant | 2015-06-20 22:25 | field work | Trackback | Comments(0)

おわりとはじまり

先日、久しぶりに自然の中に入ってきました。
河口湖で開催された、スーザン・ホールさんのリトリート形式のワークショップを再受講してきたのです。

でも、正直に言うならば、このWSの再受講そのものが目的だったわけではありませんでした。
スーザンさんが来日中と知り、お会いしたいなぁ…と思ったときに、そもそも都会のビルの中で会うイメージがなかったのです。
やっぱりお会いするならば、自然の中がいい。まずは、そう考えました。

そして、これが一番の理由なのですが…私自身がとても自然を求めていました。
このところ、自然の中に入る機会というのをずっと持てずにいました。記憶の限りでは、一昨年の夏に訪ねた大鹿が最後だったかも。
そんなわけで、とにかく「大自然の中に身を置きたい!」という切実な願いがあったわけです。
それは同時に「旅をしたい」ということを意味していました。

普段の日常と離れた場所を訪ねるとき、私たちは外の環境を旅すると同時に内的世界を旅しています。この、内外に渡って個人の体験を深めていくものこそが、私は「旅」だと思っています。
そして、私が「旅」を望むときというのは、たいてい自分の中で答えを見いだしたいときなのです。煮詰まって、逡巡して、自分ではどうにも身動きがとれなくなってしまったように感じたときに、人智を越えた力が働く大いなる自然に問いかけをしたくなるのですね。

こういった、すべての要素が絡み合って、最も相応しいタイミングと感じたのが、このリトリートWS再受講だった、というわけなのです。

富士山を臨むロケーションは最高!
夜には盛大に上がったキャンプファイヤーの炎を眺めながら、スーザンさんが語るケルトの物語に耳を傾け、夜の闇の中に想いを巡らせました。
今回は、死と変化を司る戦いの女神・モリガンの物語でした。
なぜ、この物語を選んだのか。それは、翌日にわかることとなります。
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ターニングポイントの予兆
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by planet_plant | 2015-05-30 15:40 | field work | Trackback | Comments(0)

樹木散歩

私の住むエリアには、縄文時代からの古墳が点在しています。
つまり、古くから人間が住んでいた歴史ある土地。それゆえに、樹齢百年を超える樹木もたくさんあります。造園業や生花の栽培が盛んで、敷地内で樹木を育てる家が多く、近所には花供養をするお寺があるなど、植物との繋がりがとても深い土地の印象。
それなので、ご縁あってこの土地に移り住めたのは、とても幸せなことだと感じています。

引っ越しをして数ヶ月も満たない頃でしょうか。自転車で通勤する道の途中2カ所に、気になる木を見つけていました。
気になる…というか、明らかに“呼ばれた”と感じるのです。いつも時間を気にしながら、その樹木をやり過ごすので、いつか時間がゆっくり取れたら…と思いつつ、早1年が経過していて。。。

そして先日、ようやくその樹木に触れることができたのです。
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ひとつめは、畑の端にひっそりと立っているケヤキ。
最初にこの樹を見かけたときは気づかなかったのですが、秋になり葉を落とした姿を見たときに圧倒されてしまいました。実はこのケヤキ、1本ではなくて、2本がねじれるようにして重なり合い、空に向かって枝葉を伸ばしていたのです。
e0190756_22364686.jpg上の写真だとわかりにくいかもしれませんが、左の写真だとねじれた雰囲気が伝わりますよね。
幹の太さからも、同じくらいの樹齢と予想できます。なぜ、こんなふうに育ったのか?…はわかりませんが、毎日のようにこの樹木の横を通るたびに声をかけられているような感じがしていました。
樹の根元には枝やゴミのようなものが無造作に置かれているように見えたので(畑の所有者のゴミ捨て場?)少し心を痛めていたのですが、今日じっくりと樹の根元を見てみると、ジャガイモが根元にゴロゴロと置いてある様子は、まるでケヤキにお供えをしているかのよう。単なるゴミ置き場というわけではないのかもしれません。
いずれにしても、あまりゆっくりできる場所ではなさそうなので、少しだけ樹木からの温かなエネルギーを感じ、ご挨拶をして早々に退散しました。

そして、次に向かったのが、神社境内にあるご神木。
これはもう、遠くからも圧倒的な存在感を放っています。
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ここの神社のご祭神は、五十猛神(いそのたける)。この神様は、日本を緑の地にした植林の神様なのだそうです。
樹木に会いに行く前に…と、前もってご祭神を調べたわけなのですが、これまた植物とご縁のある神様に嬉しくなりました。
お参りもしておきたいな、と本殿を目指したところ、今日は本殿の前でDSらしきゲームに興じる小学生のグループがいたので断念(ゲームに熱中しているところに「お参りさせて!」と割り込む勇気がありませんでした…汗)。

e0190756_23205715.jpgここのご神木はシイノキです。
ブロッコリーのような樹形をしていますから、さぞかし地中に張り巡らしている根っこも、長く複雑になっているのでしょう。
幹は、大人が7〜8人で手をつないで1周するくらいのように思えます。
戦没者の慰霊碑が高くそびえ立っているのを避けるようにして、座り心地のよい根株を見つけ、そこに陣取ることにしました。
時間はたっぷりある。このご神木に背中を預けてのんびり過ごそうと思ったのです。

幼い頃は、樹があれば登らずにはいられないほど、おてんばな子どもでした。
大学時代は、なぜかバイト先の社長に「山猿」と呼ばれていました(木登り姿を見せたわけではないのに…笑)。
e0190756_23211029.jpgでも、大人になって、それ相応の年を重ねて、いつしか樹に登りたい気持ちを我慢する気持ちが出てきました。
本当は登りたい。でも、この年齢で公園の樹に一人登っていたら、変な人と思われてしまうのではないか…。そんなふうに自粛する中で、だんだん自然との関わりが薄くなっていったように思います。

同じように、内側から湧いてくる衝動も、無意識に抑える癖がついてしまいました。
本当ならば、気が狂ったように叫びたくなるときもあるし、大声で歌って踊って内側のエネルギーを昇華したいときもある。
自分の家ならば、それが可能? いえいえ、騒音を出したら隣人に迷惑がかかります。そんなふうに、周囲にばかり気を使ってしまって、自分の本心に正直でいられなくなっているのですね。
でもそれは、自分らしく生きる、自然体であり続けようとすることとはまったく逆の行為なのです。

自分に素直になっていいの?と、私はこの樹に尋ねました。自分の気持ちに正直になったら、周囲の人に迷惑をかけたり傷つけてしまったりしない?
すると、シイノキからは「問いかける相手が違いますよ」と言われたような気がしました。その瞬間、私の記憶に浮上したのは、自室の前にいるシンボルツリーの存在。
(ああ、そうやっていつも私は相談すべき身近な相手には本音をさらけ出していないのだなぁ…)と、ふと感じたのです。それは樹木に対してではく、人に対してもきっと同じことなのでしょう。

シイノキは、そんな一人の人間のちっぽけな悩みに答えるというよりは、もっと何百年、何千年という地球時間の中で“在り続けること”を体現しているように感じられました。
幹の内部が朽ち果ててもなお、空に枝葉を伸ばし、大地のエネルギーをらせん状に天へと放射する姿は、神々しくさえ思えました。
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by planet_plant | 2013-08-27 23:37 | field work | Trackback | Comments(0)

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