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by joker
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境界をまたぐ森
8月25〜27日の2泊3日で、長野へ。
「フラワーエッセンスを生きる」講座修了者を対象とした、planet*plantの遠足実習を行いました。 昨年同様、戸隠奥社へのお参りを済ませた後に、隣接する戸隠森林植物園へ移動。
昨年は参道に渋滞が起こるほどの人込みでしたが、今年はいつもの静かな戸隠奥社らしい人の流れでした。
それでも、1本道を外れて植物園のエリアに足を踏み入れただけで、まったく人の気配がなくなります。
そして、至るところに「クマ出没注意」の看板(^_^;
戸隠奥社一帯は、野生動物の住処でもあるのです。
今から10年くらい前、戸隠の森の中でヒヤリとしたことがあります。
あいにくの大雨で森の中は薄暗く、遊歩道には人影ひとつ見当たらない。そんな道を一人で黙々と歩いていたときに、動物の足跡を見つけたのですよね(たぶん、熊ではなかったと思うけれど…)。
ニアミスで遭遇せずに済んだわけですが、野生の世界に足を踏み入れているというヒリヒリした実感を、そのときに体験しました。
近年、全国的に熊の被害が相次いでいます。
確か…テレビだったと思うのですが、熊の被害が相次ぐ理由に「里山の過疎化が進み、人間世界と野生世界との境界が曖昧になっている」ことを挙げていました。
また、狩猟を禁じてからというもの、人間に恐れを抱かない熊が増えてきたことも原因のようです。
秋田で起きた事故のように、熊が人間を獲物だと認識してしまうと、今後さらに被害は増えるかもしれません。
人間と野生動物の共存のあり方について、再検討しなけれればならない時期を迎えているのかもしれませんね。
planet*plant流に(笑)、少し話を脱線させます。
ケルトでは、耕作地の境界に植える樹木には特別な力があると考えられていました。
「境界垣」と呼ばれるその植物は、野生の動植物や精霊・妖怪などが棲む世界と、人の手によって整然と開発された領地とを区切るもの。
自然と社会、霊的な世界と現実世界との境界を示していたのです。
そして、その境界に育つ「境界垣」は、あの世とこの世、未開と文明など二つの世界をまたぐ植物として、魔法の力があるとされていたのですね。
さらに、この境界垣に登る者は、自然の力と無意識の力、さらには心の闇にまで触れることができ、並外れた知識と魔法を操る存在として、魔女(魔法使い)と見なされました。
異教の教えを排したキリスト教支配下においては、悪魔の為せる技として忌み嫌われもしたようです。
ちなみに。この「境界垣」植物ですが、バッチのセカンド19(後半の19のエッセンス)に多く見られます。
バッチ博士がセカンド19を「より精神的、霊的に働きかける」と記したことの意味について、境界垣という観点から解釈を深めることもできそうです。
話を戻して(笑)。
戸隠森林植物園での植物観察は、まさしく人間世界と野生世界の境界が曖昧な空間での散策でもありました。
それを例えるならば、魔女が境界垣に登って、自然や無意識の力を得ようとする行為に似たもの。
いつどこから野生動物が飛び出してくるかわからない森の中での一人散策は、さまざまな想いや感情を呼び起こすと同時に、感覚を研ぎ澄ませる体験にもなったと思います。
「フラワーエッセンスを生きる」講座修了者を対象とした、planet*plantの遠足実習を行いました。
昨年は参道に渋滞が起こるほどの人込みでしたが、今年はいつもの静かな戸隠奥社らしい人の流れでした。
それでも、1本道を外れて植物園のエリアに足を踏み入れただけで、まったく人の気配がなくなります。
そして、至るところに「クマ出没注意」の看板(^_^;
戸隠奥社一帯は、野生動物の住処でもあるのです。
今から10年くらい前、戸隠の森の中でヒヤリとしたことがあります。
あいにくの大雨で森の中は薄暗く、遊歩道には人影ひとつ見当たらない。そんな道を一人で黙々と歩いていたときに、動物の足跡を見つけたのですよね(たぶん、熊ではなかったと思うけれど…)。
ニアミスで遭遇せずに済んだわけですが、野生の世界に足を踏み入れているというヒリヒリした実感を、そのときに体験しました。
近年、全国的に熊の被害が相次いでいます。
確か…テレビだったと思うのですが、熊の被害が相次ぐ理由に「里山の過疎化が進み、人間世界と野生世界との境界が曖昧になっている」ことを挙げていました。
また、狩猟を禁じてからというもの、人間に恐れを抱かない熊が増えてきたことも原因のようです。
秋田で起きた事故のように、熊が人間を獲物だと認識してしまうと、今後さらに被害は増えるかもしれません。
人間と野生動物の共存のあり方について、再検討しなけれればならない時期を迎えているのかもしれませんね。
planet*plant流に(笑)、少し話を脱線させます。
ケルトでは、耕作地の境界に植える樹木には特別な力があると考えられていました。
「境界垣」と呼ばれるその植物は、野生の動植物や精霊・妖怪などが棲む世界と、人の手によって整然と開発された領地とを区切るもの。
自然と社会、霊的な世界と現実世界との境界を示していたのです。
そして、その境界に育つ「境界垣」は、あの世とこの世、未開と文明など二つの世界をまたぐ植物として、魔法の力があるとされていたのですね。
さらに、この境界垣に登る者は、自然の力と無意識の力、さらには心の闇にまで触れることができ、並外れた知識と魔法を操る存在として、魔女(魔法使い)と見なされました。
異教の教えを排したキリスト教支配下においては、悪魔の為せる技として忌み嫌われもしたようです。
ちなみに。この「境界垣」植物ですが、バッチのセカンド19(後半の19のエッセンス)に多く見られます。
バッチ博士がセカンド19を「より精神的、霊的に働きかける」と記したことの意味について、境界垣という観点から解釈を深めることもできそうです。
話を戻して(笑)。
戸隠森林植物園での植物観察は、まさしく人間世界と野生世界の境界が曖昧な空間での散策でもありました。
それを例えるならば、魔女が境界垣に登って、自然や無意識の力を得ようとする行為に似たもの。
いつどこから野生動物が飛び出してくるかわからない森の中での一人散策は、さまざまな想いや感情を呼び起こすと同時に、感覚を研ぎ澄ませる体験にもなったと思います。
by planet_plant
| 2016-09-07 10:11
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