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by joker

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パンドラの箱

2年かけてスーザン・ホールさんから学んだ「ケルティック・アースマジック」の認定プラクティショナーの合格通知が、今夜届きました。
まさか受かるとは思っていなかった(合格レベルに達しておらずに、追加課題が出る心づもりをしていた)ので、受け取った本人が一番ビックリ(@_@) でもこれで、認定ケルティック・アースマジック・プラクティショナーとして公に活動することができるようになります。

合格通知をいただいたことで、ようやく解禁となるお話がひとつ。
実は、その最終審査となるグループ・インタビュー(集団面接)を4月25日に受けた際、自分の中に何とも言えない違和感を抱えていたのです。
インタビューを一緒に受ける仲間たちと会話を交わしても、何だか心から笑うことができない。心がささくれ立ったような感じで、とても居心地が悪いのです。
最終審査を前にして緊張しているからかな?と、そんなふうに思っていました。でもそうではなかった。

前もって提出したレポートに基づいて面接が行われるわけですが、私のレポートには「“感じる”という記述が少ない」という指摘があり、「植物とつながったとき、どう感じたの?」ということを、何度も質問されました。
ところが、その質問に対する答えがスムーズに出てこないのです。(何かがおかしい)という焦りの気持ちばかりが先立ちました。
…とまあ、そんなわけなので(今回、合格は無理だなぁ)と、ちょっとへこんでしまったわけで。

その後、グループ・インタビューを終えて、緊張から解放された仲間たちと、お茶をすることになったのです。
それぞれがいろんな話題で盛り上がる中、私の隣に座った方の体験で「とても可哀想な犬に出会った」と、次のような話をしてくれました。



その犬は、飼い主から十分な餌も与えられず、散歩も連れていってもらえず、庭の片隅に鎖でつながれたままずっと暮らしていたそうです。そしてあるとき、飼い主のいたずらなのか、他の誰かがやったことなのか、その犬は線路脇の枕木にリードを挟まれたまま、側溝の中で弱っているのを発見、救助されることとなりました。
「すぐ横を電車が通るわけでしょう。普通ならば、怖くて恐怖でワンワン吠えるはずなのに、その犬は吠えることもあきらめて、ずっと側溝の中で衰弱していったのよ」

その話を聞いて、私はとても胸が痛くなりました。何をやっても無駄だという諦めと絶望感から無感覚に陥っていたであろう犬の姿に共感してしまったのです。そして、その話をしてくれた女性に、なぜかこう言ってしまった。
「私ね、たぶんその犬なんだと思う」

そう口をついて出た言葉が発端となって、ものすごい悲しみがわき上がってきたのです。私は泣くまいと必死にこらえました。
そんな私の様子を見た女性は、目にいっぱいの涙をためて「ごめんなさい、そんなつもりでこのお話をしたわけではなかったの。あなたはずっと虐待を受けてきたのね」と言い、私の手を取ってくれました。
…虐待? 唐突に出てきた言葉に戸惑い、理性が強く働き、必死に自分の深いところからわき上がってくる悲しみを抑え込むようにしました。

私は、虐待を受けてきたのか?

実は、随分と昔にもフラワーエッセンスの師匠から、虐待についての指摘を受けたことがあるのです。
そのとき私は「そんなことはない、うちは平穏な家族関係だったし、愛されていたと思う」と反論したのですが、彼女の答えは次のようなものでした。
「虐待を受けていた人は『自分は虐待を受けていた』とは気づかないものなのですよ」

私は、虐待を受けてきたのか?

グループ・インタビューで暗に示された「感じなさい」というメッセージ、そして何気ない話題の中で出てきた「虐待」というキーワード。
その二つが4月25日、古い感情的な問題やカルマに関わる蠍座満月の月食の直前に示され、私の心に突き刺さって大量の血を流し始めたのです。

その衝撃の大きさによる大混乱の中、私は“魂の友”と呼べる友人に救いを求めました。
友人からの返信も、私に対して以前から“イバラに巻きつかれている印象”があったと告げていました。
「自分を愛する。。。それは良い部分も悪い部分も全部ひっくるめた今の自分を受け止めることでしょう」

抵抗することを諦めて、何も感じないようにする。そして、実際に何も感じられなくなる。
私の中には、まったく気づいていなかった側面、つまり心の闇を闇と認識することができないところがあるということに、犬のお話が気づかせてくれたのです。
そんな無感覚ゾーンが自分の中にあることを認め、自分で癒さなければならない。蠍座満月の月食というタイミングは、まさに今この問題に取り組まなければならないことを告げていました。
by planet_plant | 2013-05-04 23:47 | free myself

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自然と調和して、自然のリズムに合わせて、自然体で暮らすための自然療法とライフスタイルを提案。
植物のエネルギーを用いて心身を整える「Personal Session」と、植物や精霊、惑星とのつながりを深める「Lecture」を提供します。


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