フラワーエッセンスの研究室


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バッチとケルト

今、スーザン・ホールさんの「ケルティック・アースヒーリング」を受講しています(余談ですが、スーザンさんのHPを見ると正式名称は「Celtic Earth Reiki」みたいですね)。
ケルトの知恵を学び、アースキーパー(地球の守り手)として、フラワーエッセンスとともに実践で役立てていくことを目標にしています。

また、バッチ博士のフラワーエッセンスには、ケルトのオガム文字に対応する樹木が多く用いられています。ケルトの世界を学ぶことで、バッチのフラワーエッセンスをより深く理解したいと思ったのも、受講を決意した理由でした。

バッチ博士は、ケルトの知恵が色濃く残る、ウェールズ人のルーツを持っていました。それは、ノラ・ウィークスが著した『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』(林陽訳/中央アート出版社)にも書かれています。

ウェールズに関するすべてのことが、彼の心を強く魅了しました。バッチ(Bach)という名が暗示するように、彼の家族は昔その地方から渡ってきたのであり、彼の直観的、理想主義的な性格、美しいものを愛する心、そのきれいな声は、彼があの神秘な地方の生んだまことの子であることを告げるものでした。

私はこの記述を読んで、「バッチ(Bach)」という名は、ウェールズ出身の人に多い名前(姓)なのだな、と理解していました。日本人の姓の成り立ちのひとつに、特定の地域を表す特徴があるということから、そのように連想したのです。
たぶんその想像は、間違いではないのかもしれません。でも、そんな簡単な理由だけではなかったのが、今回スーザンさんが語ってくれたケルトの神話からわかったのです。
それは、直感や魔術、薬草と関連のある、自然と月の女神ケリドウェンにまつわるストーリーでした。



私達は、スーザンさんの誘導瞑想に従い、まずはケルトの一員になり、自分が属するクラン(氏族)の焚き火の輪に座りました。そして、食べ物を食べ、お酒を飲み、満たされた気分になっていました。
そこに、見知らぬ男が現れます。青い目をしたその男を焚き火の輪に招き入れ、私達は食事とお酒を提供しました。そして、お腹がいっぱいになった彼は、焚き火を取り囲む私達に、次のようなお話をしてくれるのです(以下の内容は、スーザンさんが誘導瞑想で語った内容とネットで調べた詳細をもとに構成しました)。

***
昔々、女神ケリドウェンには、絶世の美女である娘と、醜い息子がいました。
醜い息子を不憫に思った女神は、自分の魔法で息子の顔を整えようとしたのですが、いかなる魔法も息子の顔を整えることができませんでした。
そこで女神は、魔力を有する大釜を使って世界最高の「智恵」と「霊感」と「学問」を授ける霊薬を作って、息子に与えようと考えたのです。
この霊薬を作るためには、大釜に材料を入れて1年と1日煮立てなければなりませんでした。それも最初の3滴だけが霊薬となり、残りは毒となってしまうという貴重なもので、作るのには細心の注意が必要でした。
女神は、その作業を盲目の老人モルダと小人のグウィオンに命じます。モルダは絶えず火を燃やし続けることを、グウィオンは釜の中身を絶えずかき混ぜることを命じられました。

霊薬を作り始めてから1年経ち、あと1日で完成するというときに、老人モルダはグウィオンに言いました。「くたびれたから、少し休ませてくれ。お前は火の番をしながら、絶えず釜の中身をかき混ぜているように」
グウィオンはモルダの言いつけに従い、火を見ながら釜の中身をかき混ぜ続けました。ところが、注意力が散漫だったために、かき混ぜていた液体が3滴、誤ってグウィオンの指にかかってしまったのです。
とっさに指をなめたグウィオンは、その瞬間にこの世のあらゆる知識が自分に授かったことを理解しました。そして、残った液体はすべて毒となり、釜は爆発して割れてしまいました。
事の顛末を知った女神ケリドウェンは烈火の如く怒り、グウィオンをつかまえようと追いかけます。

女神の追跡を知ったグウィオンは、授かった知識を使って野うさぎに変身し、一目散に逃げ出しました。それを見た女神は、猟犬に変身して彼を追いかけました。
追い詰められたグウィオンは、今度は川に飛び込んで魚になりました。それを受けて女神は、カワウソに変身しました。
再び追い詰められたグウィオンは、小鳥に変身して空へと逃れました。それを見た女神は、鷹に変身して彼を追いかけました。
最後にグウィオンは、トウモロコシの種になって地中へと隠れました。その様子を見た女神は、雌鳥になって土を掘り起こし、ついに彼を食べてしまったのです。

それから9ヵ月後。女神ケリドウェンに赤ん坊が生まれました。この赤ちゃんは憎きグウィオンの生まれ変わりであり、生まれたらすぐに殺すつもりでいました。しかし、青い目と金色の髪を持ち、輝くほどの美しさだったために殺すのが忍びなくなり、生まれたばかりの赤ちゃんを皮の袋に包んで海に流すことにしたのです。
そうして、皮の袋に包まれて海に流された赤ちゃんは、グウァダエロドの王グウィズノの息子エルフィンに拾われます。そこで「輝くばかりの美しい顔」という意味のタリエシンと名づけられ、大切に育てられました。
この彼こそが、最も偉大な吟遊詩人タリエシンになったのです。

***

物語を語り終えた男を見つめてみると、青い目をしたその男は、金色の美しい髪をしていました。
「あなたがタリエシンなのか?」
彼はその問いには何も答えず、静かに焚き火の輪を離れ、去っていきました。。。
(ここで、スーザンさんの誘導瞑想が終わりました)

このケルトの神話が、私が知っている神話のバージョン違いだということは、誘導瞑想の中でも気づいていました。以前に聞いた名前がいくつも登場してきたからです。
でも、私は登場人物の名前を正確には知りませんでした。それなので、スーザンさんからその名前を聞いたときに、誘導瞑想中にも関わらず深い衝撃を受けてしまったのです。
大釜をかき混ぜ続け、指にかかった霊薬で「智恵」と「霊感」と「学問」を授かり、後にケルト史上最高の吟遊詩人タリエシンとなった小人の名前は、何と「グウィオン・バッハ(Gwion Bach)」なのでした!

バッチ(Bach)という名が暗示するように、彼の家族は昔その地方から渡ってきたのであり、彼の直観的、理想主義的な性格、美しいものを愛する心、そのきれいな声は、彼があの神秘な地方の生んだまことの子であることを告げるものでした。(中略)
自分の問題が科学によっては十分な答えがえられないときには、エドワード・バッチは直観に頼りました。そして、常にそうした内なる知識が自分を正しく導いてくれることを、彼は発見したのです。

『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』(ノラ・ウィークス著・林陽訳/中央アート出版社)

バッチ博士を真に理解するためには、このケルトの神話を知る必要があったのです。
確かにバッチ博士は「ウェールズ人の血が流れていた」ようですが、血のつながりの背後にある魂のルーツを、この神話から教えられたような気がしました。

直観を大切にするところ、普遍的な真理を追い求める姿勢、そしてケルトの樹木をフラワーエッセンスに用いたことなど、バッチ博士の生き方や業績には、確かにタリエシンの影があるように思います。

「あなたがタリエシンなのか?」
スーザンさんの誘導瞑想で最後に語り部の男性と向かい合ったとき、私はその相手がタリエシンであると同時にバッチ博士であると感じました。
そして、タリエシンとバッチ博士が、私の目を真っすぐに見つめるのを、しっかりと受けとめたのでした。
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by planet_plant | 2011-10-23 21:39 | report | Trackback | Comments(0)
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