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by joker

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おわりとはじまり

先日、久しぶりに自然の中に入ってきました。
河口湖で開催された、スーザン・ホールさんのリトリート形式のワークショップを再受講してきたのです。

でも、正直に言うならば、このWSの再受講そのものが目的だったわけではありませんでした。
スーザンさんが来日中と知り、お会いしたいなぁ…と思ったときに、そもそも都会のビルの中で会うイメージがなかったのです。
やっぱりお会いするならば、自然の中がいい。まずは、そう考えました。

そして、これが一番の理由なのですが…私自身がとても自然を求めていました。
このところ、自然の中に入る機会というのをずっと持てずにいました。記憶の限りでは、一昨年の夏に訪ねた大鹿が最後だったかも。
そんなわけで、とにかく「大自然の中に身を置きたい!」という切実な願いがあったわけです。
それは同時に「旅をしたい」ということを意味していました。

普段の日常と離れた場所を訪ねるとき、私たちは外の環境を旅すると同時に内的世界を旅しています。この、内外に渡って個人の体験を深めていくものこそが、私は「旅」だと思っています。
そして、私が「旅」を望むときというのは、たいてい自分の中で答えを見いだしたいときなのです。煮詰まって、逡巡して、自分ではどうにも身動きがとれなくなってしまったように感じたときに、人智を越えた力が働く大いなる自然に問いかけをしたくなるのですね。

こういった、すべての要素が絡み合って、最も相応しいタイミングと感じたのが、このリトリートWS再受講だった、というわけなのです。

富士山を臨むロケーションは最高!
夜には盛大に上がったキャンプファイヤーの炎を眺めながら、スーザンさんが語るケルトの物語に耳を傾け、夜の闇の中に想いを巡らせました。
今回は、死と変化を司る戦いの女神・モリガンの物語でした。
なぜ、この物語を選んだのか。それは、翌日にわかることとなります。
おわりとはじまり_e0190756_10243055.jpg




翌日、案内されてたどり着いたのが、胎内神社。
ここには、地下へと続く洞穴の入口があります。
この洞穴は、富士山が噴火したときの溶岩が樹木を囲んだまま固まり、その後燃え尽きた樹幹の跡が空洞となってできたもの。言わば、樹木の鋳型です。
そこを通り抜ける行為が、ちょうど赤子が母親の胎内を通って誕生する様子になぞらえ、「胎内巡り」として信仰されるようになったのですね。

洞穴(樹木の胎内)を通り抜けて地上に上がり、付近のエリアを散策したひとときは、死と再誕の通過儀礼の体験でもありました。
それとリンクするかのように、私には二つの出来事が起きていました。
ひとつは私の身体で、月の浄化が始まったということ。
そしてもうひとつは、身につけていたアメジストのペンダントを前日に紛失したこと。

旅の身支度をしていたときに、今回は何となくアメジストのペンダントを身につけたい気分になり、一度身につけたアクセサリーを外してアメジストに替えていました。
このアメジストのペンダントは、英国グラストンベリーのチャリスウェルで買い求めていたもの。
いろんな想い出が詰まった、とても大切なペンダントでもあったのです。

そんな、身につけていたペンダントがない!ということに、私は就寝しようとして横になったベッドの上で思い出しました。あろうことか、入浴時に脱衣したときでさえ、無くなっていたことに気づかなかったのですね。
ただ、「ない!」と気づいた瞬間に、私は旅の前夜に引いていたオラクルカードを思い出していました。オラクルカードのメッセージは「Release」だったのです。
ああ、象徴的な出来事として、私はアメジストのペンダントを手放すということなんだ…。そう理解した私は、落としたかもしれない場所を軽く捜索したものの、必死になって探し回るということはしませんでした。
もしアメジストが私にとって必要なものなら、必ず戻ってくるはず。そうでないならば、自然の中にお返しするという意味なのだろう…と考えて。
結果的に、アメジストのペンダントは、私の手元に戻ってくることはありませんでした。

ところが、2日間のWSを終えて帰路に就くときには、落としたアメジストと同じ色の布袋が私の胸元で揺れることに。
スーザンさんは再受講者用のプログラムを用意してくださっていたのですが、それがちょうどペンダント代わりに首にかけられるタイプのアミュレット(お守り)作りだったのです。

古いものを手放すことで、新しいものがやってくる。
この2日間では、死と再生のテーマが入れ子のようにいくつも重なって、私に何かを語りかけていました。
by planet_plant | 2015-05-30 15:40 | field work

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自然と調和して、自然のリズムに合わせて、自然体で暮らすための自然療法とライフスタイルを提案。
植物のエネルギーを用いて心身を整える「Personal Session」と、植物や精霊、惑星とのつながりを深める「Lecture」を提供します。


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